ニュースリリース

- 新製品情報 -

[Notes]

* ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
* AKMは、旭化成エレクトロニクス株式会社の商標です。
* その他、記載されている会社名、製品名は各社の商標および登録商標です。

マグネットの作る磁界をベクトル成分で捉える IoT製品向け 3D磁気センサー  AK09970 を開発

2017/01/06 (更新日 2017/04/04)

製品概要

IoT製品の普及が期待されている現在、遠隔地にあるモノの状態をセンシングするニーズが高まっています。

そこで旭化成エレクトロニクス株式会社 (以下、AKM) は、X,Y,Z方向の磁気信号が検知できる 3D磁気センサー AK09970 を開発しました。IoT市場をターゲットとした本製品は、広測定レンジ設定もしくは高分解能設定のもと3軸検知が可能で、マグネットの作る磁界を3次元ベクトルとして捉えます。これにより監視カメラの向きの設定、ドア・窓の開閉検知などコネクテッドホーム (スマートホーム、スマートハウス) スマートロックなどに応用できる製品です。

2017年1月からサンプル出荷を開始し、2017年夏より販売開始の予定です。

AK09970N

● 高分解能設定/広測定レンジ設定が選択可能

高分解能設定では3軸共に±36mTの広い測定レンジを有しています。

測定分解能が1.1μT/LSB(高分解能設定時)と高感度であるため、地磁気などのマイクロテスラレベルの微小磁場から磁石が持つミリテスラレベルの強磁場まで測定できます。

また広レンジ設定を選択することで、Z軸は更に広い101mT(X,Y軸は±35mT)の測定レンジも実現可能です。

● バッテリーでの長時間駆動を想定した低消費電流

IoT製品が求めている数μAレベルの低消費電流で駆動します。モノの状態監視用途など、センサーデータの常時取得が必要なバッテリー駆動製品の長寿命化に貢献できます。

● 磁場出力(デジタル値)/ Data Ready通知(DRDY bit)

AK09970 は、3軸方向の測定磁場を間欠駆動で測定しデジタル値にて出力します。 (I2C/SPI通信対応)

データが更新されるとData Ready通知を専用レジスタにビット出力します。 (間欠駆動は0.25/0.5/1/10/20/15/100Hzインターバルモードもしくはシングル測定モードを選択可能) 

● 磁気イベント通知機能

AK09970 は、磁気イベント通知ピン (Interrupt ピン) を持っています。1軸につき2つの閾値をプログラマブルに設定 (設定分解能は測定分解能と同等) でき、設定閾値を超えた磁場が印加されるとレジスタ及び外部出力ピンに“磁気イベント”として通知することが可能です。通知したい磁気イベントはレジスタにより任意に選択可能です (上記に記載のData Ready通知をInterrupt ピンに出力させることも可能) 。磁気イベント通知ピンはプッシュプル出力のINTピンと、Open-drain出力のODINTピンの2種類持っており、出力形式を選択できます。

アプリケーション

IoT製品、セキュリティ製品 (ドア・窓開閉検知用途) スマートロック、IPカメラ・監視カメラ、工場設備の監視など

製品仕様

Part # AK09970N
Range Setting*
High sensitivity setting Wide range setting
Magnetic sensitivity 1.1µT/LSB 3.1µT/LSB
Measurement range X,Y,Z ±36mT X,Y ±35mT, Z ±101mT
Power Setting*
Low power drive Low noise drive
Noise 15.0µTrms 5.0µTrms
Idd average 0.6µA@1Hz
2.7µA@10Hz
1.5µA@1Hz
11.9µA@10Hz
Output bit 16-bit
Output pin Interrupt pin (CMOS/Open Drain)
Interface SPI/I2C
Power supply 1.7 to 3.6V
Package
16-pin QFN (3.0×3.0×0.75 mm)
Status 2017/07 MP

製品詳細